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親知らずの抜歯。。。怖いですよね
親知らずの抜歯。。。
怖くない人はいません。
そこで、少しでも不安を軽減する方法があります。
それは静脈内鎮静法です。
お薬で意識を少し落として、リラックスした状態で抜歯をします。抜歯中の事はほとんど覚えていません。いわゆる無痛治療です。
お薬を使うデメリット、大学病院等での抜歯になる事など、ご不便もありますが、怖いけどどうしても抜きたいとお考えのかた、一度ご相談ください。
なぜかこの季節親知らずの抜歯が増えます
コンスタントに親知らずの抜歯を行っているのですが、なぜかこの季節、さらに増えます。
季節の変わり目で痛みが出て、抜きたい方が増えるのでしょうか
親知らずをどうするか迷っていらっしゃる方、一度相談にお越しください(*^_^*)
季節の変わり目だからでしょうか
このところ、親知らず周囲の痛みが原因で来院される方が増えています。季節の変わり目、風邪をひいた時、疲れがたまっている時に普段は何ともない個所が急に腫れてきたり、痛んだりします。
症状にもよりますが、お薬を使い体調管理をしっかりいていただくことをお話ししています。
また、親知らずだからと言って必ず抜歯をしないとならない訳ではありません。しっかり口腔ケアを続けながら歯を残している方もたくさんいらっしゃいます。
親知らずでお困りの方、ぜひ一度ご相談ください(*^_^*)
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親知らず Q&A
ごきそ歯科医院でいただく口腔外科(親知らず抜歯など)に関する質問
1.質問 親知らずは抜いたほうがよいでしょうか?
親知らずが生えている状況、患者さんの口腔清掃状態にもよります。真っ直ぐ生えていて、上下の親知らずが噛み合っている場合は極力残すようにしていますが、噛み合わせに参加していない親知らず(歯肉から少しだけ歯が見えている場合、横向きに生えている場合など)、カリエス(虫歯)になっている親知らず、ブラッシングが上手くできなくて清掃状態が悪く、周囲の歯肉が炎症を起こしている場合などには積極的に抜歯をすすめています。また、妊娠を予定している女性にも抜歯お薦めしています。
もちろん抜かずに保存する選択肢もあります。 ただ、この場合は他の歯と同様にしっかりとした継続的なメンテナンスが必要になってきます。
患者さんのご都合に合わせて、どの方法が一番良いかを考えていきたいと思っています。
親知らずに関しての詳細は「親知らず抜歯」にて詳しく説明しております。また、妊娠前の親知らず抜歯に関しての質問をいただいた方からは、「妊婦さんの口腔ケア・治療」に関する質問も頂いております。
2.質問 矯正治療に伴って、親知らずの抜歯が必要であると診断されました。
ごきそ歯科では抜いてもらえるのでしょうか?
はい。抜歯します。矯正歯科の先生からの依頼状等がございましたらお持ちください。
3.質問 親知らずを抜歯した後は腫れるのでしょうか?
仕事に差し支えはないでしょうか?
親知らずの生えている状況にもよりますが下顎で親知らずが横向きになっていたり、歯肉を切って抜歯しなくてはならないものは腫れると思っていてください。上顎でも歯肉を切って抜歯する場合は腫れることがあります。なので、できるだけ抜いた日はゆっくりできる日に抜歯をお勧めします。
4.質問 親知らずが虫歯になっています。抜歯した方が良いのでしょうか?
上下の親知らずが噛み合っている場合は極力抜歯せずに残すようにしています。虫歯の程度が大きく、しかも、上下の歯が噛み合っていないような親知らず(横向きに生えているような場合)は抜歯をお勧めしています。
5.質問 親知らずが原因で歯並びが悪くなる事はあるのでしょうか?
あります。特に横向きに生えている親知らずは、長い時間をかけて前への力がかかり、結果的に前歯の歯並びを悪くしてしまう事があります。
6.4質問 親知らずが原因で他の歯まで具合が悪くなることもありますか?
あります。実際に起こったケースですが、親知らずの周囲の炎症を放置したままで、手前の2本の歯まで炎症が波及してしまい、親知らずとは関係の無い手前の2本の歯まで治療をする事になってしまいました。
親知らずと手前の歯の間はとても清掃性が悪くブラッシングが行き届きません。そのため、親知らずが虫歯になることで、手前の歯まで虫歯になってる事がほとんどです。手前の歯が虫歯にならないように、清掃性を確保する意味でも抜歯をお勧めする事があります。
7.他の医院にて、大学病院を紹介してもらいましたが、ごきそ歯科でも抜くことはできますでしょうか?
抜けないこともあります。歯の生えている状況、全身的な問題などで抜けないと判断した場合は大学病院をご紹介させていただいております。
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矯正治療の目的、治療開始時期 kids矯正クラブ通信No 1
子供の治療をしていると、ご家族の方からよくこんな質問を頂きます。
質問
子供の矯正治療はいつから始めたらいいでしょうか?
答え
ごきそ歯科では必要と判断された場合は5歳ころからの矯正治療をお勧めすることもあります。少なくとも下あごの乳犬歯が大人の歯に生え変わる前までにはお越しください。
矯正治療には大きく分けて2つの目的があります。
1、上下の顎の成長をコントロールし、顔のバランスを整え、よい咬み合わせをつくるための素地をつくる。(成長期である子供の時期にしかできない治療)
2、歯をきれいに並べる。(何歳でも出来る)
矯正治療は歯さえあれば何歳でもできます。しかし、永久歯がある程度並びきった状態から始めると、歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要となることがあります。また、治療も複雑化するために時間がかかります。
ごきそ歯科では早い年齢(乳犬歯が生え変わる前)で乳歯よりも大きい永久歯が並ぶためのスペースをつくったり、お口の周囲の筋肉の発達を促す練習をします。将来的に永久歯が並ぶスペースがあるかどうかは、乳歯列期の段階である程度は予想がつくので、並びきらないと判断される場合はバイオセラピーや矯正装置を使い、前もって問題を解決し、顎の成長を促します。
歯が並ばないのは顎の成長に何かしらの問題がある場合が多いようです。原因を解決しない状態で様子を見たところで顎は成長しません。特に反対交合や交差交合のような機能的な問題は、歯が顎の成長をロックし、成長を抑制します。早い時期に機能障害を取り除き、健全な口腔機能を持たせて、顎の正しい成長を促しましょう。ご家族の方が変だなと感じるときはだいたい何か問題がある時です。変だなと感じた時はできるだけ早くお越しください。
注意)
全ての子供が抜歯をせずに歯を並べるられる訳ではありません。歯の状態、顎の状態、遺伝的な要素、顔の形などなど、さまざまな要因でどうしても抜歯をしないと歯が並ばないこともあることをご了承ください。どのように矯正治療を進めるかは一人一人違いますので、治療を始めるときはもちろん、治療の最中でも十分に時間をお取りして説明いたします。
親知らずでお困りの方へ向けた記事を集めました
親知らずの抜歯・治療
親知らずの抜歯・治療に関する記事をアップいたしました。親知らずの抜歯をお考えの方。どうしようか迷っている方、ぜひ記事を参考にしてください。
ごきそ歯科での親知らず抜歯をお考えの方は必ずお読みください
親知らず情報様々
子供のうちに矯正治療を受けると抜歯しなくてよい??
子供のうちに矯正治療をすると将来的に抜歯せずに歯並びを治せるのでしょうか?
という質問をいただきました。
親知らずの抜歯をします
その不調!親知らずが原因では?
季節の変わり目や風邪などを引かれて体調が悪い時や疲れている時に親知らずの周囲の歯肉が炎症を起こし、時にはお口が開かなくなる方もいます。
親知らずが横向きに生えてしまっている方、親知らずがあることで十分なブラッシングができない方は親知らずが原因で他の健康な歯にまで悪影響を及ぼすことがあります。
何度も炎症を繰り返すようであれば体にも良い事ではないので早めの抜歯をお勧めしています。
妊娠予定の方へ
これから妊娠を計画している方にも抜歯をお薦めしています。
「妊婦さんの口腔ケア・治療」でも書いてありますが、女性は妊娠すると子供を自分の免疫力から守るために免疫力を低下させます。
そのため、普段口腔ケアが十分な人でも歯肉炎(妊娠性歯肉炎)になりやすくなります。この時に親知らずの周囲の歯肉が腫れてくることがよくあります。
妊娠中というデリケートな時期に親知らずが痛くなって困ることがないようにできるだけ妊娠前に抜歯をお薦めしています。
顎関節症を引き起こす原因のひとつに親知らず
また、顎関節症を引き起こす原因の一つに親知らずがあるとも言われています。
顎関節症の症状がある方で親知らずがある場合は積極的に抜かれたほうが良い場合があります。
詳しくは「顎関節症」のページをご覧ください。
歯の生えている状態によっては歯と神経、血管の位置関係を調べるためにCT等の検査が必要になり当院で抜歯が出来ない場合もあります。
また全身疾患をお持ちの方で手術中に麻酔医による全身管理が必要と判断した場合も当院では抜歯が出来ないことがあります。
その際は、名古屋大学医学部医科口腔外科、名古屋第二赤十字病院など手術が可能な病院をご紹介させていただいております。予めご了承ください。
抜歯は私たちが担当いたします。担当歯科医師のプロフィールはこちらからどうぞ。
親知らずの抜歯についての記事をご覧になった方々は親知らずの治療の流れについてもご覧になっています。合わせてご覧ください。
1本も抜歯せずに矯正治療はできないでしょうか?
「親知らずを含め、1本も抜歯せずに矯正治療はできないでしょうか?」という質問を頂きましたので、ごきそ歯科の矯正専門サイトでお答えさせていただきました。なぜ矯正治療に抜歯が必要なのでしょうか?
ぜひご覧ください(^v^)
親知らず抜歯 治療の流れ
治療の流れ
1.カウンセリングをさせていただいます。
2.レントゲン撮影をさせていただき、親知らずの生えている状況(生え方、根の状況等)を確認し、撮影したレントゲン写真の説明をします。
この際に抜歯をした方がよいかどうか、また、当院で抜歯可能かどうかを判断します。
3.抜歯のご希望でしたら、日にちを決めて抜歯を行います。
4.抜歯の次の日に可能であれば抜歯をした箇所の消毒を行います。
5.縫合(傷口を縫っている)している場合は、抜歯後、約1週間で糸を取ります。
6.特に問題がなければ1カ月後に抜歯した箇所を確認します。
必ずしも上記の通りに進まないこともありますが、その都度説明いたします。
またご不安なことがありましたら何でもご相談ください。
大学病院歯科口腔外科をご紹介する場合もあります
親知らずの歯と神経・血管の位置的関係、内科的な疾患があり全身管理が必要な場合、静脈内鎮静法や入院などのバックアップ体制が整った環境での抜歯が良いと判断した場合は名古屋大学医学部などの歯科口腔外科(他の病院でももちろん大丈夫です)をご紹介させていただいております。
この記事をご覧の方は下記の記事も合わせてお読みになっています。参考にしてください。
親知らず抜歯に関する患者さんから頂いた質問に対するQ&Aです。
親知らずの抜歯に関して、わからないことや、不安に思っていることがございましたら、一度ご相談ください。
初診日の抜歯に関して
抜歯が出来ない事もあります
ごきそ歯科医院では親知らずの抜歯をしておりますが初診日には抜歯が出来ない事もあります。
上下を問わず、比較的短時間で抜歯できる場合は、初診当日でも抜歯が可能ですが
・術前の準備に時間が必要な場合
・炎症でお口が開かない場合
・抜歯の難易度が高く抜歯に十分な時間が必要な場合
は、当日の抜歯はできません。
来院してください
また、電話やメールでは当日に抜歯が出来るかどうかの判断をすることができませんので、一度、来院していただき、診察を行ったうえで抜歯可能かどうかを判断いたします。
ご了承ください。
初診日の抜歯の記事をご覧になった方々は、親知らずの抜歯の詳細、抜歯治療の流れについても合わせてご覧になっています。
抜歯後何日腫れますか??
親知らずの抜歯後何日くらい腫れるのでしょうか??
よくいただく質問です。
腫れると予想していても、全然腫れない方もいらっしゃいます。一方で、大丈夫かなと思っていてもかなり腫れてしまったりする方もいらっしゃいます。
正直なところ、やってみないとわかりません(汗)。。。
抜歯をする場合は、できれば抜歯当日はのんびりできる日がベストです。また少なくとも2~3日は腫れたり痛みがでると考えていただいたほうが無難だと思います。
記事をご覧になった方々は、親知らずの抜歯の詳細、抜歯治療の流れについても合わせてご覧になっています。
親知らずが虫歯の方は要注意
親知らずを抜歯する理由は
- 親知らずの周囲の歯肉が腫れた
- 矯正のために抜歯する
- 虫歯になったため
- なんとなく。。。抜いたほうがいいと言われたから
と、様々です。
今回注目したいのは、③の虫歯になったためです。
過去何度も書いていますが、親知らずは奥にありすぎて、歯ブラシが届いていないことがほとんどです。そのために清掃が不十分になり、虫歯になりやすいのです。
親知らずが虫歯になる場合は、抜歯をすれば済むのでまだいいですが、よくあるケースとして、手前の歯(第二大臼歯)までが一緒に虫歯になってしまうのです。となると、一体何のために親知らずを残したのか分からなくなってしまいます。
しっかりとしたブラッシング
親知らずを抜歯せずに残すのであればしっかりとしたブラッシングを。しっかり磨く自信がない場合は積極的に抜歯するのもいい選択肢だと思います(^v^)
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親知らずまで歯磨きしていますか?
ごきそ歯科医院には親知らずの抜歯をご希望の患者さんが多くいらっしゃいます。多くの患者さんを診させていただいてると、1つ共通点があるのです(^v^)
親知らずまで歯磨きできてますか?
それは、親知らずをキチンと歯ブラシ出来ている方がほとんどいないのです!
親知らずが痛くなる原因の多くが、歯そのものの痛みではなく清掃不良による歯の周囲の歯ぐきの炎症なんです。すなわち、日頃から親知らずまでキチンと磨けている方は、周囲の歯ぐきが腫れるリスクが少ないのです。
正しい歯磨き方法を身につけましょう
何度も腫れてくる方には積極的な抜歯をお勧めすることもありますが、もちろん、抜きたくないと考えている方も多くいらっしゃると思います。抜歯せずに歯を残すのであれば、正しい歯磨き方法を身につけましょう(^v^)
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ちょっとした経験談(^v^)
先日、先輩に親知らずを抜いてもらいました((+_+))。
抜歯側では咬みにくいこともあり、いつも右側のみで偏側咬みをしていました。この時、いろいろなことが分かりました。
①片方しか咬めないので、しっかり細かく食事を咬みきることが出来ない。
②いつも片側のみに食事が集まるので、舌の全体に食べ物がいきわたらないので、味が分かりにくい。味は舌全体で感じていると言うことが良くわかりました。
両方の奥歯でしっかり咬み、舌全体で味を感じる事がいかに重要であるかということが良くわかりました*^_^*)
難易度の高い親知らず抜歯に関して
親知らずと下歯槽神経、血管との位置関係
親知らず抜歯の難易度を決める要因の一つに親知らずと下歯槽神経、血管との位置関係があります。大きく離れているケースは特に問題はありませんが、親不知と神経、血管が近接している場合は要注意です。
解剖学的に親不知と神経、血管は離れている事がほとんどなのですが、近接している場合、抜歯後に口唇に痺れが残ったりする可能性があります。
CT撮影が必要な場合
ごきそ歯科医院では、親不知と神経、血管が近いと判断した場合はCT撮影が診断に必要となるので大学病院歯科口腔外科を紹介させていただいております。予めご了承ください。
(quintessence books impacted third molar extraction より引用)
黄色の歯が親知らずです。その親知らずの下にある線が神経となります。右下に行くほど抜歯の難易度が高くなります。
難易度の高い抜歯治療の記事をご覧になった方々は、親知らずの抜歯の詳細、抜歯治療の流れについても合わせてご覧になっています。
4本の親知らず抜歯を1回の手術で抜歯する
『1回で全部抜歯出来ませんか?』
ごきそ歯科医院には、親知らずの治療・抜歯で多くの患者さんが来てくださっていますが、患者さんから、よくこんな質問を頂きます。
『1回で全部抜歯出来ませんか?』
ごきそ歯科医院では1回で4本全ての親知らず抜歯を行うことはしておりません。
呼吸困難になるリスク
親知らずの抜歯は想像以上に侵襲の大きい手術になる場合があり、下顎の2本をまとめて抜いた際に、両サイドの喉まで腫れてしまって呼吸困難になるリスクがあるからです。
病院を紹介します
しかし、さまざまな都合でどうしても1回で抜きたいと考えている方もいらっしゃいますので、その場合は名古屋大学医学部歯科口腔外科、もしくは、名古屋第二赤十字病院(八事日赤)などの病院歯科口腔外科を紹介させていただいております。
記事をご覧になった方々は、親知らずの抜歯の詳細、抜歯治療の流れについても合わせてご覧になっています。
歯周病治療中の親知らずの抜歯
歯周病治療中に、親知らずを抜歯する場合があります。
親知らずは、私たちが思っている以上に奥にある歯です。
しっかりとブラッシングができていれば特に問題ないのですが、ほとんどの方が親知らずまで歯ブラシが届いていません。
やはりプラークコントロールが大切です
親知らずを無理に残して、ブラッシングが不十分なままですと、プラーク、歯石の蓄積が進み、結果的に歯周病を進行させてしまいます。
抜歯が必要であると判断した場合は、ゆっくりと状況を説明させていただき、同意を得たうえで抜歯を行いますのでご安心ください。
妊娠中の親知らずをどうしたらいいでしょうか
妊娠中に親知らずが痛くなった!!
今痛くはないけど、今後痛くならないように安定期に抜歯したほうがいいのか?
抜歯したくないのですが、痛くならないようにはどうしたらいいでしょうか?
妊娠中は誰もが胎児のことを考えリスクのある治療は避けたいものです。しかし、腫れたり、痛くて仕方がない場合は、時と場合によっては積極的に治療をしたほうが我慢するよりも結果的に体に負担がかからないことが多いです。
また、今は痛くないけど今後痛くならないように抜歯することも安定期には可能です。
最後に、できるだけ痛くならないように、抜歯しなくてもよいようにするには、歯ブラシで毎日しっかりとケアすることが一番重要です。
妊娠中の親知らずに関しての記事をご覧になった方は、親知らずの歯ブラシ方法についての記事も合わせてご覧になっています。
親知らずまで歯ブラシ当たっていますか??
親知らずが痛む場合、大きく分けて2つのパターンがあります。
1.親知らず自体が虫歯になって痛む
2.親知らずの周囲の歯茎が炎症を起こして痛む
いろいろな方を見ていますと、②の親知らずの周囲の歯肉が炎症を起こして痛んでいることが多いようです。では、なぜ周囲の歯茎が痛むのでしょうか?
理由は、親知らずまで歯ブラシが届いていないからです。
現代社会において歯磨きをしない方はいないと思います。しかし、正しい磨き方できちんと磨けている方は意外に少ないものです。特に指導もせずに、患者さんに「奥歯まで磨いてください」と話すと、だいたい親知らずは磨けていません。一般的に、親知らずは私たちが感じている以上に奥に存在しているのです。
やはりブラッシングが大切
そのため、ブラッシングが不十分になりプラークが蓄積し、痛みを発症してしまうのです。
親知らずを抜歯するかどうかは、人それぞれの考え方があるのでお任せしていますが、十分にケアできないと感じていらっしゃる方や、何度も何度も炎症を起こしている方は、早めの抜歯をお勧めしています。
親知らずの痛み
親知らずの痛みは歯そのものがカリエス(虫歯)になり痛む事もありますが、それ以上に親知らずの周囲の歯ぐきが炎症を起こし痛む事が多いです。
親知らず周囲の歯茎の炎症
その中でも、時に下の親知らずの周囲の歯肉が腫れ、そこに、上の親知らずが咬みこんでしまい咬むたびに痛んでしまう事があります。このような場合は出来るだけ早く上の親知らずを抜くなどして治療をすることをお勧めします。
抗血栓療薬を服用中の外科処置に関して②
外科処置が行えるかどうかの判断基準
抗血栓薬を服用中の外科処置で、服用中のお薬を止めて処置をするか止めないかでは意見が分かれるところです。ごきそ歯科医院での外科処置が行えるかどうかの判断基準としては
1.発作の時期
心筋梗塞や脳梗塞などの発作から6カ月以上たっている場合は特に問題なく処置が出来ます。また、その際、服用中のお薬を止めない事がほとんどです。
2.病気の程度
仮に発作から6か月以上経過していても、病気の程度が思わしくない場合は処置を行わない事があります。緊急時で、どうしても処置が必要な場合はかかりつけの内科医に相談するか、口腔外科をご紹介させていただいています。
過去に心筋梗塞や脳梗塞の既往があり、抗血栓薬を服用中の方は必ずその旨をお知らせください。
親知らず抜歯の難易度がある理由
みなさん、年末で忙しくされているのではないでしょうか?
今回で年内最後の更新になります。今年も多くの方々に当院のホームページを見ていただきありがとうございました。来年も歯科にかかわらず、健康に関わる様々な情報を発信できたらと考えております。来年もよろしくお願いします。
親知らず抜歯の難しさ
さて、今回は親知らずの抜歯で、 上顎と下顎ではなぜ難易度が違うのか、理由の一つである骨質に関して書いてみたいと思います。
実は上顎と下顎は同じ骨でもかなり性質が違います。骨は表面が硬くて骨密度が高い皮質骨とスポンジ状で柔らかい海面骨の2種類の骨で構成されていますが、上顎は皮質骨が薄く、下顎は厚いのです。
柔らかく、薄い皮質骨で構成されている上顎から抜歯するのは比較的容易ですが、硬くて厚い皮質骨で構成されている下顎から抜歯するのは非常に困難です。
豆腐の様に柔らかい所から杭を抜くのと、硬い鉄の塊に埋まっている所から杭を抜くのとでは抜け方が違うのと同じです。
抜歯の難易度は骨質のほかにも、生え方、歯根の状況、性別など様々な要因で決まります。親知らずでお困りの方は一度ご相談ください。
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親知らずが原因で入院??
梅雨が続いていますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
先日、私が週に1回勤務している知多の歯科医院にて、喉が腫れて呼吸がしづらいからなんとかしてほしいという主訴の患者さんがいました。原因は親知らずの周囲の炎症が喉まで波及した咽頭周囲炎での呼吸困難でした。
親知らずが原因で?
親知らずで呼吸困難??って思われがちですが、親知らずはとても喉に近い部位にありますので、その炎症が喉まで波及することは十分に考えられることなのです。
結果的に飲み薬では対応できないと判断し、市民病院にて入院して点滴治療することになりました。今回は片側のみの炎症でしたので、呼吸がしづらい程度で済みましたが、両側でしたら本当に呼吸ができなくなっていた可能性があります。
体調管理が大切です
梅雨の時期は体調管理が難しい時期です。 普段は問題ない親知らずでもこの時期に痛みを伴って、腫れてくることはよくあります。油断せずに、何かおかしいと感じることがありましたら一度相談してみてください。
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