正しいブラッシング方法が歯周病、虫歯予防には大切です!
歯周病、虫歯予防にブラッシングは欠かせません。そして、正しいブラッシングには、歯ブラシの選び方、持ち方、動かし方、そして、どこを磨くか!!ということが重要になりますので、一つづつ説明いたします(*^_^*)
正しいブラッシング方法について
(1)歯ブラシの選び方
- ヘッド(毛の付いている部分)は小さめ
- 柄(手で持つ部分)はストレート
- 毛は柔らかすぎず、硬すぎず(柔らかめ~普通) 硬すぎると歯肉を傷つけてしまいます
- 毛の全体が平らなもの 山切りカットのような凸凹があるものはオススメできません
(2)歯ブラシの持ち方
プラーク(歯垢)を落としたいという、強い意識から、ついつい強い力でゴシゴシ磨きがちです。ペングリップ(鉛筆持)ちでやさしく磨いても十分に汚れは取れます。
(3)磨き方
一度に全体を磨くのではなく、小さな範囲(2~3歯)をこまめに磨きましょう(欲を言えば1歯づつ)。1ブロック(2~3歯)あたり10回(10往復)を目標にブラシを振動させるようにして動かしましょう。ブラシの動きが小さいほど、細かい汚れが効果的に除去できます。
(4)どこを磨くのか?
- 歯と歯の間
- 歯と歯茎の境目(歯の根元)
- 奥歯のかみ合わせの凸凹した部分
これらの個所を特に重点的に磨いてください。磨く順番を決めると磨き忘れがなくていいと思われます。また、歯ブラシがきちんと磨きたい場所にあたっているかを手鏡等で確認して磨いてください。
(5)歯ブラシの定期的な交換
毛が広がってしまった歯ブラシでは効果的なブラッシングは出来ません。高価な歯ブラシでも同じものをずっと使い続けていては意味がありません。小まめに変えて、毛が真っ直ぐな歯ブラシを使いましょう。
6)歯磨き粉の選び方
カリエス(虫歯)予防、歯周病予防、ホワイトニングなどの目的によって異なりますが、歯を健康に保つ(歯質の強化)ためにはフッ素やキシリトールが入っているものがオススメです。ただ、歯磨き粉はあくまでも補助的なものです。しっかりとした効果的なブラッシング方法で磨くことが大切です。
ごきそ歯科ではカリエス(虫歯)、歯周病予防を大切に考えています。治療の際に衛生士による適切なブラッシングのご指導をさせていただいています。
適切なブラッシング方法を身につけて、カリエス(虫歯)・歯周病を予防し、いつまでも自分の歯で食事ができるようになりましょう。
その他にブラッシング、歯間ブラシに関する記事をアップしていますので、合わせてご覧ください。
ごきそ歯科の歯周病治療に関してはこちらからどうぞ。