口腔機能発達不全症

口腔機能発達不全症という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

実は今歯科医療業界ではとても注目が集まっています。

 

口腔機能発達不全症とは”「呼吸機能」「食べる機能」「話す機能」「その他機能」の発達は不十分、もしくは正常な機能獲得ができておらず、明らかな原因疾患がなく、口腔の機能の発達において専門的な関与が必要な状態”とされています。
発達不全と言っても全く機能不全なのではなく、機能獲得がやや遅れている状態と考えられます
しかし、たとえ遅れていても、早期に発見して良いタイミングで介入すれば軌道修正ができ、今後の発達が見込まれます。

以前は、子供の検診をすると、ほぼ皆が虫歯の治療の必要性がありました。ただ、最近では、虫歯は少ない代わりに、口腔機能に問題があり、将来的に鼻呼吸などの機能獲得が不十分になり、その結果、歯並びや顔つきに問題が生じると考えられる子供がとても多くなってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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