6日(日)に愛知県保険医協会が主催する「ドライマウスの診断・治療」に参加してきました。

今回は熊本大学医学部歯科口腔外科教授である篠原正徳先生が講師でした。

ドライマウスの講習会

 

ドライマウスは大きく3つのカテゴリーに分けられると思います。

  1. 唾液腺そのものに問題がある場合  例)シェーグレン症候群
  2. さまざまな疾患の合併症として二次的に唾液が出にくくなるもの。また薬剤の副作用によるもの。
  3. ストレス性のもの(交感神経が活発になることが原因)緊張したり、集中したりするとのどが渇く

 

細かく分類すると原因は様々で、多くの方がいくつかの原因が重なってドライマウスの症状を訴えることが多いようです。ただ、ここ最近、特に注目されている原因は、薬剤による副作用とカンジダです。例えば、抗ヒスタミン薬、抗うつ薬、抗不安薬などのお薬には副作用としてお口が乾燥する事は有名です。また、舌が痛くなったり、口角炎が頻発する場合はカンジダの疑いも考えられます。

 

ドライマウスの原因は、いくつもの原因が重なりあって発症していることから、全ての原因を解決する事が難しいのが現状です。なので、現状では根本的に治療するのではなく、対症療法的な治療がメインとなっております。

では、どのような治療法があるのでしょうか?

 

1.お口の中を潤すスプレー(湿潤薬)をいつも携帯する。

2.薬物投与。一番効果が期待できるが、副作用もあるうえに、効果が出るまでに時間がかかる。

3.漢方。保険適用外(県によって異なる)で、効果がマチマチ。効果が出るまでに時間もかかる。

 

高齢化社会、ストレス社会の真っただ中で、昔は特に注目されてこなかったドライマウスですが、ここにきて、社会情勢も関与してきているのか、症状を訴える患者さんが増えてきています。根本的に解決する事が難しいですが、対症療法で随分と症状が緩和されていることもあります。お口が乾いてお困りの方、ぜひ一度ご相談ください。

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