脳への刺激
ごきそ歯科には多くのお子さんが治療、予防などのために来てくださいます。その際、子供にはもちろん、ご両親に必ずお話しすることがあります。
それは
「よく咬んで食事をしてください」
と言う事です。
理由は、咬む事により食べ物を胃や腸で消化吸収をしやすく事と、咬む事が脳を活性化する事が分かっているからです。
ガムを咬んで脳の血流量を調べた実験がありますが、ガムを咬むと脳血流量が増加する事が分かっています。血流量が多いと言う事は脳が活性化すると言う事です。物を食べている時に歯根膜が感じた刺激が脳に伝えられ、それに応じた咬み方をします。
食べ物は一噛みするごとに形状が変化するので、たった一つ何かを食べるだけでもかなりの情報が脳に伝わるのです。脳にいかに多くの情報を送るかが脳の活性化、発育に大きく左右しています。
ヒトの脳は子供の時期が一番発達します。この時期にいかに脳に情報を送るかが脳の発育に大きく左右する事は間違いありません。
昭和区は名古屋市の中でも人口が少ない地域で子供の数も多い方ではありませんが、その分みなさん子供の教育には力を入れている方が多いようです。家族みんなで良く噛んで食事する習慣を付けて行きたいですね。
子供の成長発育に関してご質問を頂いた方からは、子供の肥満と生活習慣に関してのご質問も頂いています。
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