最近の婦人科の話題 他科疾患勉強会に参加して
昨晩、診療が終わった後に愛知県保険医協会が主催する他科疾患勉強会に参加してきました。
今回は名東区で開業されている婦人科の先生による「最近の婦人科の話題」というテーマの講演でした。
興味深い内容であったのが、
- ホルモン補充療法に関して欧米と日本では大きく認識のされ方に違いがあると言う事。
- 思春期世代への性教育、避妊に関する知識が日本では教育機関で十分に教えられていないという事。
- 子宮頚ガンが欧米では十分に予防できる病気と認識されている一方で、日本ではまだまだ、予防できると認識されていないと言う事。
- ヨーロッパでは若い世代から十分な性教育や予防できる疾患に関する情報提供がされており、また、それら予防ワクチンや検診が無料、もしくは低額で行える国があると言う事。名古屋市では自己負担金500円(ワンコイン)で検診しています。
などです。
歯科との関係では
- 骨粗鬆症と歯周病の関係
- 妊婦さんと歯科疾患との関係
- 性の多様化によって性感染症が口腔粘膜でも見られるようになってきたこと
などです。
また、詳細に関しては日を改めて書いてみたいと思います。