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タグ : 歯周治療

歯周治療中の矯正

最近ではネットなどのメディアの普及で誰もが簡単に歯周病などに関する専門的な情報を簡単に得る事が出来るようになっています。

そして、情報の普及に伴って歯科医院にて歯周病の治療を積極的に受けられる患者さんが増えています。
ごきそ歯科医院では、時には歯周病の治療過程で矯正治療をお勧めする事があります。

歯が重なり合って並んでいる場合、奥歯が手前に傾斜している場合などは、どんなにしっかりブラッシングしても歯石、プラークが十分に除去出来ません。

矯正治療で歯並びをキレイにする事によってブラッシングが容易にできる環境を作るのです。
歯周治療の成功の秘訣は何と言っても習慣の確立です。

少しでも容易にブラッシングが出来、毎日継続できるようにお口の環境を整える事はとても大切です。その一つの方法として矯正治療があります。ご興味があります方は遠慮なくお問い合わせください。

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正しいブラッシング方法はこちらからどうぞ。

歯周病とはどのような病気でしょうか?病態と特徴

1)歯周病はどのような病気でしょうか?

近年、口腔衛生のテーマで注目されているのが歯肉炎、歯周炎などの歯周病(歯槽膿漏)です。
日本人の成人の80%は歯周病だと言われています。(厚生労働省・・・平成11年歯科疾患実態調査  調査報告書)

歯周病は歯そのものの病気(例えば虫歯)ではなく、プラーク(歯垢)、歯石を主因とする歯を支えている歯ぐき(歯肉)、顎の骨(歯槽骨)などの組織が浸襲される病気(慢性炎症疾患)です。

歯周病の進行

上の写真の左の歯からから①~④とします。
①は軽度の歯周病で、右に行くほど病気が進んだ病態です。
歯の根の周囲にある白い部分が歯を支えている歯槽骨(顎の骨)です。
歯茎の周囲に付着している黄色、黒色の物質が歯石です。

 

歯周病を引き起こす細菌に感染すると

①歯茎が炎症を起こす。
この時は歯茎の深い部分にはまだ多くの歯石はありません。
症状としては、なんとなく歯茎が腫れぼったい感じがし、歯磨きすると出血を伴うようになります。

②、③黒色の歯石が多くなり始め、細菌の出す毒素が、歯槽骨(顎の骨)を溶かし始めます。
歯が少しずつ揺れ始め、膿が出たり、咬むと痛くなったりします。

④写真のように最終的には歯を支えている骨が無くなってしまい、最終的には歯を骨が支えられなくなり抜けてしまいます。

これが一般的な歯周病の病態です。

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(2)歯周病の病態にはどのような特徴があるのでしょうか?

【歯周病は沈黙の病気】

はっきりとした自覚症状が無い為に、治療が遅れ病状が進行してしまう病気を「沈黙の病気(サイレントディジーズ)」と呼んでいます。歯周病もサイレントディジーズの1つで、自覚症状が乏しく、気づいた時には深刻な事態に陥ってしまうというのが特徴の病気です。

歯が動く、歯ぐきが腫れる、歯ぐきからの出血、口臭等が少しでも症状として現れたら要注意です。
そのままにしておくと歯周病が悪化することにより、噛めなくなったりして、最悪の場合、歯を抜かなくてはならないこともあります。

 

【歯周病・カリエス(虫歯)は細菌感染症である】

歯周病、カリエス(虫歯)は身近なお口の病気で、それぞれ、細菌が感染することによって発症します。
それら細菌は常にお口の中に存在する口腔内常在菌で、ブラッシング(歯磨き)不足が原因で増殖するプラーク(歯垢)の中に存在しています。
プラーク(歯垢)が付いた場所は不潔になり、細菌に感染して歯周病、カリエス(虫歯)を発症していきます。

では具体的に歯周病治療はどのような治療をするのでしょうか?ごきそ歯科医院の歯周病治療の詳細と、流れとともに特徴を解説いたします。

ごきそ歯科医院の歯周病治療・治療の流れはこちらからどうぞ。

歯周治療の多様化①

多様化してきている歯周治療

歯周病は何度もお話していますが、歯周病原菌による細菌感染によって発症する病気です。

よって、治療をするにはこれら感染源を除去しなくてはなりません。すなわち、お口の中のクリーニング(歯石の除去、プラークの除去)が治療のメインになってきます。

薬で歯周病原菌を少なくする試み

一方で、最近の歯周治療は単に機械的にお口のクリーニングをするだけではなく、抗生物質や消毒薬などのうがい薬やサプリメントなどを利用して効果的に歯周病原菌を少なくしようとする試みが行われています。

ただ、これらの新しい治療法は日本歯周病学会が認めているものではありません。
学会はあくまでも細菌の数を減らすためには機械的にクリーニングをしなくてはならないと言う見解を発表しているのです。

では、これら新しい治療法にはどの程度効果があるのでしょうか?

次回のコラムで新しい歯周病の治療法について書いてみようかと思っています。

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歯周病治療の多様化② サプリメントの併用

ごきそ歯科の歯周治療・治療の流れに関してはこちらからどうぞ。

歯周病と全身疾患

歯周医学(periodontal medicine)- 歯周病と全身疾患

近年、各種メディア、インターネット上ではもちろんのこと、各地で歯周病と全身疾患について医科と歯科の合同でシンポジウムが開催されるようになり、一般的に歯周病と全身疾患についての関連性が周知されるようになってきます。ごきそ歯科医院に通院されている患者さんからもよく歯周病と全身疾患に関する質問をいただきます。

20世紀初頭から歯周病、カリエス(虫歯)という疾患が慢性感染病巣として遠隔の組織、臓器に影響を及ぼしていると言われてきましたが、十分な科学的な証拠が乏しかったために特に注目されることはありませんでした。

しかし、ここにきて多くの研究者が歯周病と全身疾患・全身状態との関連の研究を始めています。

アメリカ『USA today』では「floss or die」というセンセーショナルなメッセージを発表しました。これはフロスで歯周病を予防するか、死ぬかという意味です。また『wall street journal』ではhealth plans expand dental benefits「生活習慣病等への医療費支出抑制を期待し、全米大手の健康保険会社が歯周病治療に対する補償範囲を拡大した」と報じました。

歯周病がさまざまな全身疾患と関係している

このように、世界的に歯周病がさまざまな全身疾患と関係しているという考え方が一般的になってきました。

近々ホームページ上で歯周病と全身疾患(特に糖尿病、骨粗鬆症など)との関連性、歯周病予防(歯周治療)の重要性、さまざまな歯周病のリスクファクターとしてのライフスタイル要因について書く予定にしています。

詳しくは「歯周治療」のページをご覧ください。

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