歯周病と全身疾患

歯周医学(periodontal medicine)- 歯周病と全身疾患

近年、各種メディア、インターネット上ではもちろんのこと、各地で歯周病と全身疾患について医科と歯科の合同でシンポジウムが開催されるようになり、一般的に歯周病と全身疾患についての関連性が周知されるようになってきます。ごきそ歯科医院に通院されている患者さんからもよく歯周病と全身疾患に関する質問をいただきます。

20世紀初頭から歯周病、カリエス(虫歯)という疾患が慢性感染病巣として遠隔の組織、臓器に影響を及ぼしていると言われてきましたが、十分な科学的な証拠が乏しかったために特に注目されることはありませんでした。

しかし、ここにきて多くの研究者が歯周病と全身疾患・全身状態との関連の研究を始めています。

アメリカ『USA today』では「floss or die」というセンセーショナルなメッセージを発表しました。これはフロスで歯周病を予防するか、死ぬかという意味です。また『wall street journal』ではhealth plans expand dental benefits「生活習慣病等への医療費支出抑制を期待し、全米大手の健康保険会社が歯周病治療に対する補償範囲を拡大した」と報じました。

歯周病がさまざまな全身疾患と関係している

このように、世界的に歯周病がさまざまな全身疾患と関係しているという考え方が一般的になってきました。

近々ホームページ上で歯周病と全身疾患(特に糖尿病、骨粗鬆症など)との関連性、歯周病予防(歯周治療)の重要性、さまざまな歯周病のリスクファクターとしてのライフスタイル要因について書く予定にしています。

詳しくは「歯周治療」のページをご覧ください。

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