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口臭の原因は?? ごきそ歯科医院の口臭治療
口臭の原因とは??
ごきそ歯科では近年、口臭を気にされる患者さんが多くなってきました。口臭の原因は何なのでしょうか??
先日、日本歯科医師会が主催した「口臭予防と歯の健康について」のセミナーで、口臭の約9割が口の中に原因があることが示されたようです。東京医科歯科大の川口教授は「胃病を疑う人も多いが、実際は少ない事が多い。口の中を清潔にするなど日常のケアで改善できるものも多い」と指摘しています。東京医科歯科大学歯学部では年間平均1500~1800人の口臭を主訴とする患者さんの診察結果から、さまざまな調査を行っているようです。
調査では口臭による障害として
「話ができない」(48.9%)、
「消極的になる」(44.9%)
をあげる人が多かったようです。また口臭で悩んでいる人の割合(15歳以上の成人)では、45~54歳が一番多く、55~64歳、35~44歳と続き、働き盛りの年代が一番口臭を意識し、悩んでいる様子がうかがえるということもわかってきました。
口臭には「生理的口臭」と「心因性口臭」と「病的口臭」があります。
生理的口臭
口臭はだれにもあり、一日のうちでもにおいに強弱があります。特に起床直後は口臭が強くなりますが、これは寝ている間は唾液(だえき)の分泌が減り、口の中の細菌が増殖するためです。こういった生理的口臭は、朝食をとる事で改善されることが多いです。
心因性口臭
心因性とは、口臭レベルは高くないが、本人が「口臭がある」と思い込み、対人恐怖や社会的不適応を生じているケースです。
病的口臭
「病的口臭」は治療が必要で、口腔疾患や全身疾患により引き起こされます。このうち歯周病や舌苔(ぜつたい=舌の汚れ)、ストレスや薬による唾液分泌の減少(ドライマウス)など口の中の病気が原因とされるものが約90%以上を占めているそうです。
口臭は社会生活をしていくうえでコミュニケーションの障害になることもあります。予防には歯や舌を普段から清潔に保つことが大切です。
ごきそ歯科医院の口臭治療
①口臭の原因を特定する。
②歯周病やカンジダ症などの様に、お口の中に原因がある場合は定期的な歯周病治療や、抗真菌薬(カンジダ対策)などのうがい薬を利用します。
③唾液の分泌不足によるドライマウスが原因の場合は、時にはお薬で唾液の分泌を促します。
④スウェーデンのバイオベンチャー企業が研究開発した特殊な乳酸菌を利用したサプリメントを補助的に使う事もあります。いわゆる善玉菌を利用したものなので、副作用はありません。お口の中だけではなく、体全体の細菌バランスを改善します。
原因は様々ですが、一般的にはお口の中に原因がある場合が多いので、これらの治療法で解決する事が多いと思われます。
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口臭の原因物質が歯周病を悪化させている!!
口臭の原因
1)硫化水素
2)メチルメルカプタン
の二つがあることが分かっています。
今回この口臭の原因物質の一つである硫化水素が歯周病菌の出す毒素に作用し、活性化させ、歯周病を悪化させているということを岡山大大学院医歯薬学総合研究科の森田学教授のチームが発見したそうです。
口臭の原因物質の一つである硫化水素
口臭の原因物質の一つである硫化水素は、磨き残し等でお口の中に残った食べ物が、細菌によって分解された時に発生します。そして、この硫化水素が歯周病を悪化させるという図式が出来上がります。
口臭のある患者さんは歯周病の進行が早いという仮説はあったが、詳しいデータはありませんでした。ごきそ歯科医院では、口臭を主訴として来院された患者さんの治療の第一選択を歯周病治療とブラッシング指導としておりますが、今回の研究結果から、その選択が正しい事である根拠が出来たと思われます。
口内炎でお悩みの方
最近、口内炎がよくできる悩みをお持ちの方が多いようです。
全身的な疾患がある場合は別ですが、一般的に口内炎が良く出来る方には共通の原因があります。
- 口腔衛生状態が悪い(歯周病が進行しプラークや歯石が多く付着している)
- お疲れ気味
- 風邪をひいている
- 栄養バランスが偏っている
などなど。
口腔衛生状態を良くし、ビタミン剤などで栄養バランスを整え、患部に軟膏を塗布さえすれば若干時間はかかりますが大体治ってきます。
口内炎が出来やすい方、ぜひ一度ご相談ください。
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口内炎を治すためには?原因と対策
今年も終わりに近づいて、急に寒くなってきましたね。それが原因で体調を崩されて口内炎をひどくされている方が多くいらっしゃいます。
口内炎の原因は何なのでしょうか?治すためのポイントは??
原因)
- 口の中を傷付けてしまう(粘膜を噛んでしまったり)
- 胃腸障害
- 健康不良(栄養、ビタミンバランスの偏り)
- 口の中が不衛生(プラーク、歯石が沢山付着している。歯肉炎、歯周病が進行)
- ストレス(仕事が忙しく、十分な休養が取れていない、悩み事が多い)
- アレルギー(金属アレルギー)やニコチンによるもの。特には全身的な疾患が原因であることも
などなど
ごきそ歯科医院にも口内炎で悩まれている方が多く来院されています。患者さんの共通点はお口の中の衛生状態が良くない、風邪などを引かれている、上下の親知らずで頬粘膜を噛んでしまったなどです。
抜歯をお勧めする事もあります
一般的な治療法はお口のお掃除(歯周病の治療)をします。それに平行してステロイド系の軟膏を塗布し、うがい薬などでお口の中を衛生的に保ちます。
ビタミン剤などを処方することもあります。 親知らずや歯が一本だけ内側に入ってしまっている場合などで常に粘膜が刺激を受けて口内炎ができやすい場合は抜歯をお勧めする事もあります。
即効性のある薬は無いので、治癒期間は1~2週間ほどかかることが多いです。
口内炎でお困りの方、一度ご相談ください。
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