口呼吸が病気を誘発している①
みなさん、鼻で呼吸してますか?口で呼吸してますか?
鼻呼吸と口呼吸。同じ呼吸ですが実はとても大きな違いがあるのです。
本来、呼吸は鼻で息を吸い、鼻で吐くものですが、近年、様々な原因で口呼吸が増えてきています。研究論文にもよるのですが、研究の対象とされている人の約2~3割が口呼吸だったそうです。
口呼吸が生体にさまざまな問題を起こし、病気を誘発したり、顎顔面の成長発育や歯並びにも影響していることが認知されるようになってきました。
鼻呼吸の利点と、口呼吸の弊害
ここで鼻呼吸の利点と、口呼吸の弊害について書いてみます。
鼻呼吸の利点
鼻呼吸は吸った空気が直接軌道に入るわけではなく、副鼻腔でろ過、加湿・加温されて気道に入ります。よって
・ゴミや塵、アレルゲンなどの除去・ろ過
・加湿・加温などの外気の調節
・細菌やインフルエンザなどのウイルス不活化
・呼気中の水分奪取
口呼吸の弊害
・歯周病や虫歯を誘発 ・体の冷え
・顎顔面成長の障害 ・集中力の低下
・浅く早い呼吸 ・歯列不正
・ドライマウス
人間が病気を予防し、正しい成長発育をしていくためにも口唇を閉鎖をし、鼻で呼吸することはとても大切なことなんです。
次回は口呼吸を誘発する低位舌(舌の位置)と口唇閉鎖の重要性についてかいてみますね(*^_^*)
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