鶴舞公園について
名古屋に住んでいる人、一度でも名古屋に住んだことのある人で、鶴舞公園の事を知らない人はいないでしょう。
ただ、私たちにとても身近な鶴舞公園の歴史について知っている人はあまりいないのではないでしょうか?
始まりは明治42年
明治42年に、名古屋最初の公園として開設されたのが始まりです。
翌年に開催が予定されていた第10回関西府県連合共進会(今でいう博覧会)の会場とすることを主目的として、また当時の名古屋に存在しなかった大公園を開設することも含めて整備された。
鶴舞公園で博覧会が開かれていたのですね!!
1918年に動物園が開園
共進会の終了した後も公園整備がすすめられ、なんと1918年には動物園が開園したのです。この動物園は後に東山に移転(現在の東山動物園)になりました。
図書館建設、普選記念檀、名古屋市公会堂の建設(昭和天皇の成婚記念)とさまざまな公園設備が作られました。戦争の空襲で国宝を含む多くの建造物が消失してしまいます。また、戦後の一時期は軍が使用したため市民の利用は制限されたが、現在では全域が市民に開放されています。
名古屋、昭和区にお住まいの方なら誰でも知っている鶴舞公園。
歴史を知った上で歩いてみるとちょっとした建造物などでもまた違った見方ができるかもしれませんね。
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