噛む事で大脳の働きが活発に!

噛む事が消化吸収や肥満防止に役立つ事は良く知られてきています。最近では、噛む事が大脳の働きを活発にさせ記憶力の向上や、老化防止に役立つ事も知られてくるようになってきました。

ガムをかむ前と後では

脳と咀嚼との関係について詳しい小野塚實・神奈川歯科大教授は、65歳以上の高齢者1000人を対象に記憶に関する実験を行ったところ、ガムをかむ前と、噛んだ後では記憶力に有意差がある事が分かったそうです。

噛む行為と大脳の関係

噛む行為と大脳の関係は本当に複雑で、まだ分かっていない事がたくさんある領域です。ただ、さまざまな研究結果や経験的なものから、歯がしっかり残っていて、自分の歯で食事が出来る方ほど認知症になりにくい事が分かっています。また、仮に義歯になっている方でも、義歯でしっかりとしたかみ合わせのある方ほど認知症になるリスクが減るそうです。

いつまでも健康で過ごすために

医学の発達によって、人間の平均寿命は延びてきています。しかし、寿命が短かった昔ではあまり気にもされなかった、認知症などの高齢者独特の疾患も問題となってきています。これから先、さらに寿命が延びる可能性があります。いつまでも健康で過ごすために、歯をしっかり残していく事が今まで以上に重要になるのではないでしょうか。

 

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