糖尿病診療における医科と歯科の連携

欧米では糖尿病は第6の糖尿病合併症と言われてかれこれ約20年経っていると言うにもかかわらず、それを知らない内科医は結構多いのが現状です。

80%以上の糖尿病患者は「糖尿病と口腔疾患に関連性について内科医から説明を受けていない」 、また、その患者は「その関連性についての知識が無かった」というデータがあります。

アメリカでは日本以上に糖尿病は深刻で、米国政府は2004年に歯周病を「糖尿病の第6の合併症」としてとりあげ、糖尿病患者に年に2回の歯科検診を提唱しているそうです。

ここで重要なのは、糖尿病と歯周病が大きく関連性があるにもかかわらず、日本ではそれを治療する医科と歯科の連携があまり無いという点である。今後、日本では糖尿病が増えていくと考えられる。

その中で医科と歯科が枠組みを超えて協力し合い、より良い情報提供を患者さんにできる仕組みが必要だと思います。

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