最近、AKB48に八重歯のメンバーがいることから、わざと八重歯を張り付けるようにして作る事が流行っているそうです(*^_^*)
欧米では歯列不正はとてもマイナスポイントで、時にはそれが原因で就職にも影響があるとか、無いとか。一方で、日本では昔からその人の個性として捉えられる風潮があるようです。文化の違いですね。

なぜ八重歯になるのでしょうか?

これは、永久歯の生える順番に原因があります。

永久歯は一般的には生える順番が決まっていて、犬歯は遅い時期に生えてきます。

顎の大きさは成長があると言っても犬歯の生える頃にはほぼ完了しているので、それまでに生えた永久歯で既存のスペース(顎の歯の生えるスペース)を使ってしまっている場合は、犬歯の生えるスペースが無くなってしまうのです。

しかも、犬歯は外側から生えるものなので、どうしても犬歯だけ歯列の外に外れて生えてしまうのです。

先手を打って治療をする事があります

小児歯科、矯正歯科では将来的に八重歯になる可能性がある場合は先手を打って治療をする事があります。

  1. 事前に顎を拡大し、犬歯の生えるスペースを確保する。
  2. 4番目の歯(第一小臼歯)を萌出後に抜歯し、後から生えてくる犬歯の萌出スペースを確保する。

などなど、やり方はさまざまです。また各々の方法にはメリットもデメリットもあります。

八重歯を不正歯列と考えるか個人の特徴と考えるかは人それぞれです。気になる事がありましたらご相談ください。

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