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高齢者のお口の管理

高齢者で入院先や在宅で病気療養されている方の大半が下記のような歯科の問題を抱えています。

  1. 口腔ケアが不十分
  2. 義歯が合っていないので食事が難しい
  3. 歯周病や虫歯などで動揺して抜歯が必要な歯が多くあり、食事が困難

かかりつけ歯科医を持たない多くの方は入院前から動揺歯や義歯不適合を放置されていて、いざ入院してみると歯科的な問題が浮き彫りになりケアマネージャーや看護師などから「なんとかならないか?」との連絡が入るのが現状です。

入院中の歯科的なトラブルで苦労することが無いように、普段からお口の中を清潔にしておく必要があります。

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かかりつけ歯科を持つことが有意であることがデータで出ています。

 

2013年に茨城県立中央病院で261人を対象に行った調査です。

かかりつけ歯科医を持たない患者237人、そのうち169人(71.3%)が何かしらの歯科トラブルを抱えていた

かかりつけ歯科医を持つ患者24人、そのうち8人(33.3%)が歯科トラブルを抱えていた

 

以上のデータからかかりつけ歯科医を持つことが有意に入院中の歯科トラブルを防ぐことができると結論付けられる。

(月刊保団連2014年8月号から引用)

 

私の往診での治療の経験上、在宅や入院先で歯科医院と同じような治療を行う事はなかなか難しいのが現状です。また、本来は根本的な治療が必要であるにもかかわらず応急処置的な治療で終わらざる得ない方が大半です。

かかりつけ歯科医を持つことで普段からお口の管理を行っていれば、療養中も大きな歯科的なトラブルにならないことは上のデータを見ても明らかです。

在宅療養や病院での入院中に歯科のトラブルで困ることが無いように元気な時からかかりつけ歯科医のもとで定期的なお口の管理を習慣付けておくことが療養中の歯科トラブルを最小限にするために重要であると感じています。

 

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使い慣れた義歯を修理する大切さ

往診で義歯の治療をしていると、よくご家族の方から「新しい義歯を作って良く噛めるようにしてほしい」というご要望を頂きます。

お気持ちはよくわかるのですが、大体はお断りさせていただいています。

なぜでしょう??

それは、使い慣れた義歯が一番使いやすいからです。

一見、義歯を新しくするとすぐにでも良く噛めるようなイメージがありますが、実は全く反対で、今まで古い義歯で咬めていたのに、新しい義歯になると急に咬めなくなるという現象が良く起るのです。

義歯は咬むための道具です。どんなにお金と時間をかけて義歯を作ったとしても、新しいものを使いこなすにはやはり練習が必要です。ごきそ歯科では可能な限り古い義歯を修理して使っていただくようにお話をさせていただいております。

古い義歯は体の一部となっている方が多いようですので、使い慣れた義歯を調整しながら、いつまでも使っていただけるようにすることが、義歯を使う方にとっては一番いいように思われます。

 

ごきそ歯科の義歯(入れ歯)に関する記事はこちらからどうぞ。

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