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ママへの投薬についての勉強会に参加しました
25日(木)、診療終了後に愛知県保険医協会主催の学術セミナーに参加してきました。
内容は「妊婦さん、おっぱい中のママへの投薬について」です。講師は同じ御器所でごきそレディースクリニックを開業されている小川麻子先生でした。
私の医院でも経験したことがありますが、妊娠中、授乳中はお薬は飲んではいけないという認識から、多くのママが痛みや苦痛を我慢されていることがあるのです。
100%安全な薬はありませんが、日本産婦人科学会がガイドラインで出しているように、比較的安全な薬もたくさんあります。我慢するのではなく、正しい知識で必要であれば最小限の薬を使って、早く正常な体に戻すことが、何よりも母体にとって大切であると考えています。
お薬を飲んでいいのか悩まれているお母さん。ぜひ悩む前に私たち専門家に相談して下さい(*^_^*)
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妊婦歯科治療の重要性②
ごきそ歯科医院の歯周病治療専門サイトにて、妊婦歯科治療の重要性②をアップいたしました。
今回のテーマは妊娠中のお薬やレントゲン写真に関する話題です。妊婦検診時にもよくお話しています。
妊婦さんなら誰でも気になる話題だと思います。ぜひご覧ください。
歯周病をお薬で治す歯周内科治療
歯周病は細菌感染症で、治療には原因菌を除去しなくてはならないことは、このHPでも何度もお話していると思います。
一方で、歯周病を抗生剤や特殊なお薬を利用して治療できないかという歯周内科治療も近年盛んに行われています。
元々は、地方のある先生が始めた治療法でしたが、今では東京医科歯科大学でも講習会を行い、研究も進められているほどです。国際歯周内科学会も会員数が増えていて、今度期待されている治療法の一つです。
現在、ごきそ歯科では臨床に取り入れてはいませんが、来年の導入に向けて準備を進めているところです。
ご期待ください。
歯周治療の多様化①
多様化してきている歯周治療
歯周病は何度もお話していますが、歯周病原菌による細菌感染によって発症する病気です。
よって、治療をするにはこれら感染源を除去しなくてはなりません。すなわち、お口の中のクリーニング(歯石の除去、プラークの除去)が治療のメインになってきます。
薬で歯周病原菌を少なくする試み
一方で、最近の歯周治療は単に機械的にお口のクリーニングをするだけではなく、抗生物質や消毒薬などのうがい薬やサプリメントなどを利用して効果的に歯周病原菌を少なくしようとする試みが行われています。
ただ、これらの新しい治療法は日本歯周病学会が認めているものではありません。
学会はあくまでも細菌の数を減らすためには機械的にクリーニングをしなくてはならないと言う見解を発表しているのです。
では、これら新しい治療法にはどの程度効果があるのでしょうか?
次回のコラムで新しい歯周病の治療法について書いてみようかと思っています。
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