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インプラント周囲炎を予防する
インプラント治療がうまくいかない原因の一つに「インプラント周囲炎」があります。最近の欧米のインプラント学会や歯周病学会でとても重要な話題となっています。簡単に言うと、インプラント周囲炎はインプラントを支えている顎の骨が細菌感染によって吸収してしまい、インプラントを支えることが出来なくなってしまい抜けてしまう病気です。
これって、歯周病で歯が抜けてしまうのと同じですよね??
インプラントも十分なケアができないとやはりダメになってしまうのです。
インプラント治療が上手くいく方の特徴があります。
①ご自身による十分なプラークコントロールが習慣化している
②プラークコントロールがしやすい補綴物(被せもの)の形態をしている
③定期的なメンテナンスを受け、お口の健康に対するモチベーションを維持できている
他にも様々あると思いますが、無理なく十分にセルフケアができればインプラント周囲炎を予防でき十分長く維持することができます。
歯周病やカリエス(虫歯)で歯を失った方はプラークコントロールが十分でなく感染が進み結果的に歯を失っていることが大半です。歯を失った原因(プラークコントロールが不十分)が解決できていないままインプラント治療を受けてもやはり治療はうまくいきません。歯を失ってインプラント治療をお考えの方、まずは「なぜ歯を失ってしまったのか?」をぜひ考えてみてください。
毛先が大切!
みなさん、歯磨き(ブラッシング)をする特にどのような事に注意して磨いているでしょうか?
ブラッシングで大切な事は、磨きたい箇所にしっかりと歯ブラシの毛先が当たる事が重要なのです。
歯ブラシの毛先が当たる事が重要
そのためには!
- 鏡でブラシの毛先が磨きたい歯にしっかり当たっているかを確認しながら磨く。
- 歯磨き粉を最初から使うと泡で細かいところが見えなくなる上に、磨けていなくても清涼感が出て磨けていると勘違いしてしまうので、最初は歯磨き粉を付けない。
- 歯と歯の間に毛先が入るようにして磨く。
などがおススメです。
大切な事はプラークコントロール
歯周治療で一番大切な事はプラークコントロールです。ごきそ歯科医院では治療前に毎回ブラッシング指導させていただいています。効果的にブラッシングが出来るように一緒に頑張りましょう。
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ごきそ歯科医院の歯周治療の特徴
患者さん自身によるプラークコントロールが重要
ごきそ歯科医院では歯周治療を進めていくうえで最も大切な事は、患者さん自身によるプラークコントロール(ブラッシング)だと考えています。
そのために、ごきそ歯科医院では
- なぜ歯周病になってしまったのか?
- お口の中のどこに炎症があり、なぜそこで炎症が起きてしまったのか?
- なぜ歯を磨かなくてはならないのか?どこを磨く必要があるのか?
- 歯周病が進行するとどうなるのか?
と言う事を時間をかけて説明させていただきます。
そして、歯周治療で最も大切なプラークコントロールの大切さをお伝えします。歯周病の原因を知ってもらったうえで、どこをどう磨くかをお伝えし、正しいブラッシングを身につけていただけるようご指導いたします。
継続が習慣を生み、習慣は継続を生む
この言葉が歯周治療を成功させるための全てを言い表している気がします。
楽しい事を継続する事は簡単ですが、面倒なことを継続することほど難しい事はありません。
その面倒ばことを継続するためには、単に歯周治療を意味もわからず継続しようとするのではなく、なぜ歯周病になったのか?どうしたら治るのか?どうしたら再発しないのか?といった歯周治療の目的、意味をご理解していただくことが大切だと考えています。
メールでのご相談は随時受け付けております(*^_^*)お気軽にメールください。
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