クラウン・ブリッジ
ブリッジとインプラント
ブリッジとインプラントのどちらが良いでしょうか?
と言う質問をよくいただきます。
どちらの治療法にも長所・短所があります。
(1)ブリッジ
長所
- 外科手術がいらない
- 治療期間が短い
- インプラントに比べて治療費が安い(ケースによっては保険で対応可)
短所
- 歯を削る必要がある
(2)インプラント
長所
- 歯を削る必要が無い
短所
- 治療費が高い
- 外科手術が必要
- 治療期間が長い
様々な長所、欠点がありますが、一番大きな違いは歯を削って治療するかどうかという点だと思います。
その他にも治療費、治療期間の問題もあります。
ごきそ歯科では十分な説明をさせていただき、患者さんに納得していただいてから治療を始めるようにしています。
チタン製のブリッジです
昨今の技術の進歩で被せ物の材料や作り方も大きく変化してきています。
今回はチタン製のブリッジを紹介したいと思います。
チタン製のブリッジ
今までは一般的に金属の被せ物やフレームワークと言えば、金銀パラジウム合金であったり、白金化金といった貴金属がメインでした。しかし、金属アレルギーや重さといった問題から、チタンが使われるようになってきています。
金属製の入れ歯を作る場合にも使用
インプラントでも使われているチタン。その特徴は、成体に優しく、金属アレルギーの方にも問題なく使えるということです。また、びっくりするほど軽いので、違和感なく使うことができます。金属製の入れ歯を作る場合にもチタンでベースを作るととても軽いので快適に使えます。
デメリットとしては、材料的には安価なのですが、加工方法が難しいために、特殊な技術を使うので、加工コストがまだまだ高いという点です。
世界情勢を考えると、金を初めとする貴金属はこの先高騰を続けそうなので、チタンを使う製品はこの先とても有望だと考えています。
このベースとなる金属の上に陶材を焼き付け、白色の歯を作ります。