前回は「ハ」の字状態で生えた前歯が、時には自然に治らない理由の一つが過剰歯であると言う話をしました。

今回は二つ目の理由をお話したいと思います。

理由2  上唇小帯

前歯の真ん中あたりから、唇につながる筋状の組織の事です。これは、誰にでもあるものなのですが、付着位置には個人差があります。前歯の隙間が自然に閉鎖しない場合は、この上唇小帯が歯と歯の間まで入り込んでいる場合があります。

この場合は上唇小帯を少し切ってあげる必要があります。一般の歯科医院の外来でも十分に対応可能です。

このように、歯と歯の間に何か閉鎖を妨げる要因がある場合に、自然に「ハ」の字状態が治らない場合があります。

子供の歯並びで分からない事、心配な事がありましたら何でもご相談ください。

計三回に渡って、「ハ」の字状態の子供の歯並び 前歯の歯並びについての記事をアップいたしました。

過去の2回の記事はこちらからどうぞ。

「ハ」の字状態の子供の歯並び 前歯の歯並び① なぜハの字になるのでしょうか?

「ハ」の字状態の子供の歯並び 前歯の歯並び② 過剰歯がどのように歯並びに影響するのでしょうか?