口腔ガンが増えているようです。
一般的にガンといってすぐに思いつくのが、胃ガン、肺ガン、肝臓ガンなどだと思いますが、近年お口の中に出来る口腔ガンが増えているようです。
口腔ガンの死亡者数
2008年には日本のガン全般の死亡者は約33万人を超え、全死亡者数の32%を占めているそうです。その中で口腔がんの死亡者数は2007年では6400人もいるのです。
最近ワクチン接種が話題になっている子宮癌の死亡者数が5600人(2007年)なので、口腔ガンの死亡者数が無視できない数字である事がわかる。
なぜ口腔ガンの死亡者数が増えてきたのだろうか?
その一番の理由として好発年齢が60~70歳であることから、超高齢者社会の到来によって増えてきたものと考えられる。となれば、今後さらに増えていく事が予想できる。
予防策として、歯科の定期検診がとても重要になってきます。また、その際に歯科医にお口の粘膜をよく見てもらいましょう。